「不用品回収業者」とは?

多くの人が不用品回収業者を検討、利用するのは、次のような場合です。
引越しや断捨離で品物を大量に処分したい
家の契約、手続きなど引越しの際することは多くあります。
「いらない物は捨てて、新しい家ですごしたい」と思っても、仕事などで思うように進まず、やむなく新居へ持って行ってしまう。
このようなことを防ぐためにも、不用品回収業者は利用されています。
使わなくなった大きな品物を処分したい
自宅で直接回収しますので、高齢者や女性、単身の方などに多く利用されています(自治体のごみ収集は、通常ご自身でごみ収集場所まで運ぶ必要があります)。
また物置のような特に大きく解体の必要な品物も、適切な方法で回収します。
分別するのは面倒だし、急いでいるので業者にまかせて早く処分したい
自治体ではごみの種類や大きさによって収集方法が異なりますので、確認や分別をして、何日かに分けて収集場所まで出しに行くことになります。
不用品回収業者は、最短即日で問い合わせから、回収まで完了することが可能です。
あらかじめごみの種類ごとに分別しておく必要はありません。
※家電リサイクル法対象品目に定められている4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)も回収可能です。
詳しくは【回収できるもの】に記載しましたのでご確認ください。
前もって品物の処分にかかる費用を知りたい
不用品回収業者は、電話やネット、訪問を通じて回収する品物を確認して、見積もりを出します。
運搬するカゴやトラックの大きさで料金を出すこともできますので、処分したい品物が正確に決まっていなくても概算の見積りを出すことができます。
- お問い合わせ
ネット、電話で問い合わせます。 - 見積もり
無料で出張見積もりします。ネット、電話での料金回答も可能です。 - 回収日の予約
最短で即日対応可能です。 - 回収作業

不用品回収業者が「回収できるもの」

不用品回収業者が回収できる品物をご紹介します。
リサイクル可能な商品
一般家庭にあるリサイクル可能な品物は、ほとんど回収可能です。
以下の例を参考にしてください。
- 寝具
ベッド、マットレス、布団 - リビング家具
テーブル、ソファ、テレビ台、カーペット - キッチン家具
食器棚、レンジ台、キッチンカウンター - 収納ラック
タンス、カラーボックス、サイドボード - ドレッサー
鏡台、衣装箱、ローブ - 日用品・その他
ゴルフセット、スーツケース、チャイルドシート
- キッチン家電
レンジ、ガスコンロ、食器洗浄機 - 生活家電
洗濯機、乾燥機、シュレッダー、ヒーター・ストーブ - 健康・美容家電
マッサージチェア、ランニングマシン、ダンベル - AV機器
スピーカー、ラジカセ、プリンタ、プロジェクター、ゲーム機器 - 照明器具
蛍光灯、デスクライト
- 軽自動車、バイク、自転車
- 物置、クローゼット、ショーケース
- 楽器、食器、CD・DVD
家電リサイクル法対象品目(4品目)
家電リサイクル法で対象としている以下の4品目については、自治体のごみ収集で処分することはできませんが、不用品回収業者は回収可能です。
(再利用できる部品、材料をリサイクルし、ごみの減量、資源の有効利用を促進することをメーカー等に義務付けているためです)
- エアコン
- テレビ
ブラウン管式・液晶式・プラズマ式 - 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
上記4品目は、不用品回収業者以外で処分する方法もあります。
電話で問い合わせたり、車で持ち込んだりする手間を惜しまない方向けです。
- 購入したお店、または買い換えのため購入したお店に回収を依頼する
- 家電リサイクル受付センターに回収を依頼する
- ご自身で運んで、指定取引場所に持ち込む

不用品回収業者が「回収でないもの」

不用品回収業者は、家庭にあるほとんどの品物を回収してくれますが、なかには回収できない品物があります。
引越しを予定している方、断捨離してミニマリストになりたい方は、ぜひ事前にチェックして計画的に進めてください。
生ごみ
一般的に、食品や汚物などといった生ごみ類は回収できません。
食品は自治体で収集する家庭ごみとして処分しましょう。
また汚物については、自治体に収集可能かを問い合わせる、不用品回収業者に処分してくれる業者を紹介してもらうといった方法があります。
危険物(ガソリンなどの液体、医療廃棄物)
ガソリンなど液体の入った灯油タンク、ガスボンベ、スプレー缶などは、引火、爆発のおそれのあるため回収できません。
液体を抜けば、自治体で処分してる物もあります。
お住まいの自治体に確認しましょう。
また、大量のガソリンや灯油が残っていて家庭で処理できない場合は、ガソリンスタンドであれば回収してくれるかもしれません。
射器などの医療器具も、ウイルス感染のリスクがあるため回収できません。
購入先の医療機関、お店、医療器具専門の処分業者などに相談しましょう。
※他に回収してくれるか気になる品物があれば、忘れずに問い合わせて確認しましょう。
依頼前に確認しておくと手続きが簡単
不用品回収業者について、いかがでしたでしょうか。
ポイントは以下のとおりです。
- 不用品回収業者=「家庭でいらなくなった品物を自宅で引き取り、適切な方法で処理する業者」です。
以下のケースで多く利用されています。
・引越しや断捨離で、品物を大量に処分したい
・最低ひとつから、大きな品物を処分したい
・分別をまかせて、早く処分したい - 回収可能な品物
リサイクル可能な商品
※家電リサイクル法対象4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)回収可能 - 回収できない品物
生ごみ、危険物(ガソリンなどの液体、医療廃棄物)
引越しや断捨離をするときは、不用品回収業者の利用を検討しましょう。