プラモデルの3つの処分方法
プラモデラー共通の悩みは、「作り終わってしまったり飾るのに飽きてしまったりしたプラモデルをどうしたらよいものか」ということなのではないでしょうか。
僕もこの悩みに長年苦しんでいました。
思い切ってプラモデルを処分しようと思っても、どのように処分したら良いか分からないということもあって、当時いろいろ調べていたことを今回まとめていきます。
プラモデルの処分方法としては、以下の3つのパターンがあるのではないでしょうか。
- 専門の買取業者に買い取ってもらう
- 同じ趣味の人へ譲渡する
- ごみとして処分する
上記のプラモデルの処分方法について、詳しくご紹介していきましょう。
専門の買取業者に買い取ってもらう
ガンプラ専門の買取業者に買い取ってもらい、少しでも資金を得て次のプラモデルのためのお金にしていくという方法をおすすめしたいです。
確かに、もう作ってしまったプラモデルは例外を除いてあまり高値での買取は期待できません。
ですが、イベント限定販売のプラモデルや時期などが限定されたプラモデルは、作り終わったものでも高値でやり取りされています。
作り終わったプラモデルの中でも、例えば人気のあるプロのプラモデラーの方の作品や、SNSで人気のプラモデラーの作品ですと、単なるプラモデルから素晴らしい作品へと価値が昇華するため、高額で買い取ってもらえる可能性も出てくるでしょう。
同じ趣味の人へ譲渡する
限られたお小遣いの中でプラモデル資金を作っている社会人プラモデラーの中には、欲しいプラモデルがあるんだけど、奥様に許可がもらえなくて買えないと悩んでいる方も僕の周りにいます。
そういった方が欲しいと思っているプラモデルを無料であげると話せば、きっと喜んでもらってくれることでしょう。
ごみとして処分する
思い切ってごみとして処分していくのも良い判断です。
売ったり譲渡したりできないような状態のプラモデルに関しては、ごみとして処分することが一番確実かつ早く手放すことができます。
あまりにもプラモデルが家にありすぎて、早く処分したいという方はごみとして捨てることをおすすめしたいです。
ガンプラはリサイクルできる
今、ガンプラをリサイクルしていこうと、バンダイナムコグループ4社共同で「ガンプラリサイクルプロジェクト」という世界初の試みが進んでいます。
「ケミカルリサイクル」と呼ばれるプラスチックのポリスチレンを化学的に分解することで、ポリスチレンの原料のスチレンモノマーに戻し、新品のプラスチックを再度作っていくことができるという技術です。
現状、ランナーと言われるプラモデル同士が梱包の中でばらけないようにつないでいるプラスチックのパーツのみの回収となっていますが、今後はガンプラのリサイクルへと発展していくことも予想されるでしょう。
ガンプラやガンプラ製作の過程で出るランナーはリサイクルしていくという時代がもうすぐそこまできています。
ランナーの処分方法もご紹介
プラモデル製作で必ず出てしまうランナー。
ランナーの処分方法に困っているプラモデラーの方も多いのではないでしょうか。
僕も困っていたことがあり、ランナーの処分方法を調べていた時期があったので、ランナーの処分方法をまとめておきましょう。
- バンダイナムコ直営アミューズメント施設の専用回収BOXに投函する
- 燃えるゴミとして捨てられることが多いが注意点も
上記の処分方法を詳しくご紹介していきます。
バンダイナムコ直営アミューズメント施設の専用回収BOXに投函する
是非ともお近くにバンダイナムコ直営アミューズメント施設がある方は専用回収BOXに投函されることをおすすめしたいです。
燃えるごみとして捨てられることが多いが注意点も
ランナーはプラスチック製のものとポレチレン製のものとがあり、自治体ごとに回収方法が異なるので、お住まいの自治体のホームページでご確認ください。
プラスチック製のランナーに関しては燃えるごみとして処分できる自治体が増えてきています。
ですが、ランナーの先端が尖っていてごみ袋を貫いてしまうこともあるため、ごみ袋を2重にして処分することをおすすめしたいです。